食品添加物がなるべく入っていないものを食べたいとかれこれ10数年思い続け、なるべく無添加のものを選んできました。
がしかし、ある時その考えが一変しました。
子供が1歳1ヶ月の時、黒蜜をちょこっと与えたことがありました。
1歳を過ぎていたし大丈夫だろうとあげたのですが、念のためインターネットで調べてみました。
1歳以下の乳児にハチミツや黒糖を与えてはいけないことは皆さん知っていると思いますが、万が一ハチミツや黒糖にボツリヌス菌芽胞が入っていると乳児ボツリヌス症という非常に危険な状態を引き起こすというような内容でした。
そしてその次に、ハムやウインナーなどによく使われている発色剤がボツリヌス菌の増殖を抑制する働きがあることを知ったのです。
衝撃的でした。
今までハムやウインナーなどは添加物が少ないものをなるべく選んでいた私は何だったのでしょうか。
添加物=悪者と思いがちですが、良い役割を担ってくれる添加物があるのですね。
それからというもの、添加物を気にするより栄養バランスを気にした方がよっぽど健康への近道になるのではと思う私なのでした。